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よんよんとの思い出

思い出話をさせてください。。。

猫はかわいいだけじゃない。

強くてやさしく、気高い生き物だと

強烈に教えてくれた よんよん という猫と過ごした時間です。



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よんよんは4年前の春に亡くなりました。
一緒に過ごしたのは6年ほどでした。

ちょうど今くらいの季節、暑い中、白い猫が庭に入って来ました。
どんな猫だろうと少し近づいて驚きました。
がりがりに痩せて、体はキズだらけ。とても汚れていました。
しかも顔はびっくりするほど寄り目で、鼻には黒いぶちぶち模様。
ものすごい唸り声を上げてこっちを睨んでいました。
少しでも動いたら飛びかかってきそうな勢いだったので
さすがに怖くなって逃げました。
その時は、かわいそうとか言う前に”怖い”でした。

それから何度か見かけるようになったものの
今度はこちらから追い払うようになりました。
”猫は好きだけど、この猫だけは無理”という気持ちでした。

2ヶ月ほど見かけなくなった夏の日。
さらにボロボロになって紙のように痩せて、また庭にやってきました。
かんかん照りの中、ふらふらと歩いてきたその猫に
ついにごはんを差し出しました。
またすごい声で唸って私が家の中に入ってからやっと食べました。

それから家に通ってくるようになり、触らせてくれるまでに3ヶ月。
慣れてくると甘えてくれるようになり、実はとても賢い猫だとわかりました。
太ってきて、毛づやもよくなり、当時庭にいた くろっち という犬とも
仲良くなりました。

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ほどなく、にゃんごーるもやって来ます。
その頃の様子は以前記事でふれました。”母の愛、にゃんごーる” ←こちらをどうぞ

よんよんとにゃんごーるは本当に仲良しでした。

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いつも一緒で、くっついていました。
お散歩もこの頃は2匹でよく歩いていました。
よんよんにとっても、にゃんごーるにとっても生涯で一番幸せな時期だったのではと思います。

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2007.5.8撮影  大好きな写真です。


よんよんはエイズキャリアでした。
ウチにくる前から、ケンカ三昧の日々だったはずなので当然ともいえます。
太ってきて体調のいい時期が続きましたが
3年目くらいから口内炎がひどくなり、食べながらひどく痛がるようになりました。
口内炎から出血して口からしたたる程。
ドライフードは口内炎に入りこんで痛がるので缶詰のみにしました。
缶詰も種類によってしみるのとしみないのがありました。
もともと大食漢で、たくさん食べるのですが
一度にたくさん口に入ると痛いので、スプーンの先にほんの少しだけのせて
少量づつ食べさせました。
平行して動物病院で注射をしてもらいました。

よんよんは何事にも動じない猫でした。
病院で血液を採る時も自分から腕を差し出していました。
後に犬のあおくんが家にやって来たときも
どんどんあおくんのところに行って涼しい顔で前を横切っていました。
あおくんの拍子抜けした顔が忘れられません。
あおくんとは4ヶ月しか一緒にいられませんでしたが
時間があったなら、ふたりはきっと親友になれたかもしれません。

抱っこが大好きで、私がしゃがむと即座に膝に上ってきました。
人見知りも無いのですが
口内炎でよだれが酷く、顔もコワイし
よんよんを抱っこした人は私以外、私の知る限りいません。
もしかしたら、よんよんの生涯で私だけだったのかも知れません。
よんよんは抱っこすると額を私の頬に押し付けてくれました。
誰が何と言おうと私にとって、それはそれはかわいい猫で、
初対面こそあんなでしたが、
このころは「よん王子」と呼び
冬には上着の中によんよんを入れて庭で過ごしました。

口内炎が酷くなり始めてから少しずつ痩せて
最高6.2Kgあった体重もあっという間に5Kgを切りました。
半年に一度くらいの頻度で脱水状態になって入院するようになり
ちょうど寒くなる時期だったので室内に入れるようになりました。
現在きこどんが使っている部屋です。

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エイズの影響で風邪のような症状がずっと続き、副鼻腔炎もありました。
食欲も減退しましたが、スプーンで口元に運ぶとがんばって食べようとしてくれました。
病院での注射の効果も短くなってきてしまいましたが
痛みのストレスはできるだけ避けたかったので症状をみながら注射も続けました。

よんよんの目は、水色でとてもきれいだったのですが
いつもシパシパしていて
目を開けている写真がほとんどありません。
でも病院で注射をしてもらうと、しばらくはとってもスッキリするらしく
そんなときは 「あら、久しぶり」って感じのよんよんの顔が見れました。

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亡くなる1週間前です。前日に注射をしました。

スッキリ顔のよんよんですが、
この後どんどん体調が悪くなり、トイレに行くのもふらふらで
手を添えていないと歩けない状態になりました。

外の空気も吸いたいだろうし
にゃんごーるにも会いたいだろうから(にゃんごーるも会いたいはず)
抱っこして外に連れて行きました。

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やさしい にゃんごーる。
よんよんに毛繕いしてあげていました。

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ふたりとも満足そうな表情。。。
亡くなる4日前。

その2日後にも

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日向ぼっこ。


よんよんは目や鼻や口からたくさん出血して
つらかったはずですが、鳴き声も出さず、
一緒にいる間、ずっとゴロゴロのどを鳴らしていました。

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強くてやさしいよんよん。

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最後に撮ったよんよんの写真。

亡くなる前日。


この日の夜、それまで全く食べられなかったのに

液体の高栄養食をごくごく飲んでくれたので安心して就寝しましたが

翌朝、私が起きてきた時すでに亡くなっていました。

体が温かかったので一時間も経っていなかったかもしれません。

まともに歩けないのに、ペットシーツが敷いてあるところまで行って

トイレをした跡がありました。


近くにいたのに看取ってあげられなかったことが残念ですが

よんよんは私が泣いて叫んだりするのを見たくなかったのかもしれないとも思います。

私やにゃんごーるの気配は近くに感じてくれていたはず・・・


2008年4月3日でした。


翌日、よんよんのお葬式でお寺に行きました。

先日にゃんごーるの病気回復祈願をしていただいたお寺です。

よんよんの時に初めて伺ったのですが

その時に不思議な体験をしたんです。

長くなりましたので、次回お寺でのお話をさせてください。



それでは本日ここまで。

たくさん読んでくださり、ありがとうございました。


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きこどん 「オレ、こいつに会ってみたかったよ」

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